Craft CMS のデモコンテンツ「Happy Lager」が Craft 3 に対応しました。
craftcms/demo: “Happy Lager” Craft CMS demo site.
https://github.com/craftcms/demo
インストール直後の Craft 3 はセクションやフィールドが含まれない真っさらな状態のため、何から進めればいいのか判らないと感じてしまうかもしれません。そんなときは、ぜひ基本的なひな形の用意されたデモコンテンツを試してみてください。
Happy Lager のインストール
はじめに、配布元のリポジトリを clone します。
$ git clone https://github.com/craftcms/demo.git cms
ディレクトリを移動して、composer install
を実行します。
$ cd cms/
$ composer install
cms/.env.sample
を cms/.env
にリネームして、必要な設定を記述します。
前回記事(ローカル環境を Docker で構築してみた)でローカル環境を構築している場合、それぞれの値は次のようになります。
ENVIRONMENT="dev"
SECURITY_KEY="TZST6nVI2oXTnJcOYFXOuFOAX7H1YCEwmiSZtbpy"
DB_DRIVER="mysql"
DB_SERVER="craft3-db"
DB_USER="root"
DB_PASSWORD="password"
DB_DATABASE="craft3"
DB_TABLE_PREFIX=""
DB_PORT="3306"
パーミッションの設定
試した範囲では問題なさそうですが、フロントエンドの表示や管理画面の操作で問題がある場合は Craft 3 ドキュメントのインストールガイドに含まれるステップ 2:ファイルパーミッションの設定を参考に、ファイルやディレクトリのパーミッションを確認してください。
MySQL データのインポート
次に、MySQL へ cms/happlylager.sql
をインポートします。
前回記事(ローカル環境を Docker で構築してみた)でローカル環境を構築している場合、SQL クライアントを次のように設定して接続してください。
項目名 | 値 |
---|---|
ホスト | 127.0.0.1 |
ユーザ名 | root |
パスワード | password |
データベース | craft3 |
ポート | 3307 |
動作確認
最後に https://craft3.docker/admin へアクセスし、次のアカウント情報でログインしてみましょう。
- ユーザネーム : admin
- パスワード : password
あわせて https://craft3.docker/ でフロントエンド表示も確認できます。