2023年を振り返ると、3月8日に Craft 4.4、8月22日に Craft 4.5 がリリースされました。
Craft 4.4 Released | Craft CMS
https://craftcms.com/blog/craft-4-4-released
Craft 4.5 Released | Craft CMS
https://craftcms.com/blog/craft-4-5-released
主だったポイントはリンク先のブログ記事で紹介されている通りなのですが、管理画面操作がより便利になったり、テンプレートやプラグインの開発時に効率化を図れたり、個人的にも嬉しい機能がいくつか追加されました。
そこで今回から数回に分けて、気になる機能をピックアップしてご紹介していきます。
まずは「アクティビティ・インジケーター」について。
これは Craft CMS Advent Calendar 2023 4日目の記事です。
アクティビティ・インジケーターとは
Craft 4.5 のアクティビティ・インジケーターは、同じ編集画面を開いているユーザーの有無を表示する機能で、次の3つのエレメントが対象となります。
- エントリー
- カテゴリ
- アセット
同一の編集画面にアクセスしているユーザーがいる場合、保存(もしくは、プレビュー)ボタンの左側にアイコンが表示されます。

視覚的に判断しやすいため、複数人での編集作業時に役立ちそうですね。
更新間隔は、最長15秒
アクティビティ・インジケーターは、対象エレメントの編集画面を開いたタイミングから15秒間隔で更新されます。
編集画面アクセス中は継続して表示され、アイコンが消えるのは離脱してから最長60秒(4回目の更新)後となります。
離脱の判定が少し冗長に感じるかもしれませんが、一時的にタブを切り替えたり、意図せずウィンドウを閉じてしまった場合でも、アイコンが消える前に復帰すれば状態を維持できるよう考慮されているのだと思います。
他のユーザーがエレメントを保存すると?
他のユーザーがエレメントを更新すると、画面左下にフラッシュメッセージが表示されます。ここから更に変更を加える際は、画面をリロードして最新の状態を反映してから編集しましょう。

フラッシュメッセージが消えてしまった...
エレメントの更新を知らせるフラッシュメッセージは5秒後に消えてしまうため、他のユーザーが更新したことに気づかずに編集を続けてしまう可能性があります。
その場合は、アクティビティ・インジケーターのアイコンにフォーカスを当て、ポップアップメッセージを確認しましょう。

編集画面を開いただけのユーザーであれば、「表示しています」と表記されます。

自動保存を含め、何らかの修正を加えたユーザーであれば「編集しています」と表記されます。
「編集しています」と表記されるユーザーが一人でもいる場合、画面をリロードして最新の状態を反映すると良いでしょう。
複数のユーザーが同時に編集内容を保存してしまった...
複数ユーザーが同時に編集内容を保存した場合、最後に保存したユーザーの内容が反映されます。
その他の編集内容はリビジョンとして残りますので、必要に応じて復元することができます。
まとめ
これまでの Craft CMS では、画面上で他のユーザーが編集中であることを知る手段がありませんでした。
しかし、Craft 4.5 でアクティビティ・インジケーターが追加されたことで、編集画面を開いているユーザーの有無を視覚的に判断できるため、コンテンツ管理に集中できそうですね。
もちろん、他の CMS にあるような「排他制御」ができたら更に便利かも?と思いつつ、これで必要十分な気もしつつ。。。